昨日、当塾の近隣中学校で高校受験に関する保護者説明会が行われました。
愛知県の公立高校入試は、本年度入学生からマークシート方式が採用され、日程も大幅に変わるなど、改革が進められています。
それに伴い、高校入試の得点を大きく左右する内申点も2学期までの成績で決定します。
受験生たちにとっては、今までとは異なる一年間の過ごし方が求められます。
1学期の成績を確保せよ!
受験業界で昔から言われてきた「勝負の夏」というワードがあります。「夏を制する者が受験を制す」などと受験生を煽ってきましたね(^^;)
部活が終わる二学期から頑張れるように、夏休み中に基礎力をアップし、さらに苦手を克服するための夏期講習も盛んにおこなわれています。
しかし!前述の保護者説明会によると
秋以降の2学期の成績は、1学期の成績が加味されることになります。
すなわち、1学期でコケたら、2学期だけがんばって点数を伸ばしたとしても、総合点で不利になる可能性があるということですね。
この点に関しては、説明会に参加された数名の保護者のみなさまに確認したところ、やはり同様の認識でした。
すなわち、本当の勝負は夏ではなく…
「1学期を制する者が高校受験を制す!」
そう認識して、この4~5月にかけての最初の中間テストに向けた準備を怠らないようにしたいものです。
意識改革は家族ぐるみで
当塾では、生徒及び保護者にむけての意識付けを繰り返しています。
「おや塾オンライン」という公式LINEアカウントを作り、保護者のみなさまが何か困ったときに即時に相談できる窓口を作りました。さらに、受験情報や子供の見守りに関するアドバイスも配信し、ご家族のみなさまが受験に協力できる環境づくりをしています。
この取り組みは、高校入試だけではなく、大学入試を控えている高校生たちの親御さんにも同様です。
受験は子どもたちが主体とは言え、見守る保護者のみなさまの不安を吸収し解消するのもまた、学習塾の役割と考えています。
勝負の1学期を、親御さんたちのお力もお借りしつつ、全力で取り組んでいきます!