■来年度の始まり
来年度の始まり・・・なんて日本語的にはずいぶん矛盾したタイトルですが。
しかし、塾にとってはまさにこの言葉がピッタリな3月の雰囲気。高校受験は本日が最終日、大学受験は後期試験を明日に残すのみ。当塾としてはまさに令和2年度の受験指導完全終了となります。
とはいえ、終わりは始まりの扉。この仕事はいつまでもメビウスの輪のように無限につながるのです。
もちろんそれは、信頼してついて来ていただける生徒やご家族の皆様あってこそ!
■次なるチャレンジのエネルギー
「再スタート」「再チャレンジ」・・・これらが僕が設定する来年度のキーワードです。
大学受験の本格指導という新たなチャレンジを6年ほど前に企て、その代から育ててきた中高生たちを国公立、私立の中枢大学へと送り出してきました。
もちろん成功ばかりでなく、悔しい結果も経験してきました。それでも、一人一人の夢を一緒に背負って歩いてきたことが自分にとって大きな財産になっているし、この思いは受験結果の良否によらず多くの生徒に伝わっているのかなと思っています。
この6年間で得たすべてを新たなチャレンジのエネルギーとして、次の周回の完走を目指していこうと思っています。
■無学年指導であること
無学年指導とは、学年に応じた指導ではなく、その生徒の能力や目指す道に必要な学習機会を与えていくことを示しています。
正確には学年に応じた料金設定があるので、まったく学年が関係ないということにはなりませんが、「まだ中学生だから」「もう高校生だから」「受験生だから」という意味不明な変域を取り払い、必要な知識はその生徒の理解力の範囲で正しく伝えていこうという姿勢を保ちたいと思っています。
学びもまた、メビウスの輪のごとく、始まりも終わりもないループなのです。