面談はプレゼンテーション
面談と言われただけで緊張してしまう人は少なくないでしょう。
本日も生徒と面談しましたが、なんか知らんけど緊張してましたね(笑)
なぜ緊張してしまうのかは人ぞれぞれでしょうが、悪いことを言われるのではないか、怒られるのではないか、否定されるのではないかなどの
「~されるのではないか?」
という相手の攻撃的な姿勢に対する防御本能なのかなと思ったりします。
そこで、僕が面談するときは、基本的に生徒や保護者に喋ってもらうことを原則としています。
面談は保護者や生徒のプレゼンテーションの場
これが僕の一貫した考え方であり、そのプレゼンに基づいてアドバイスや質問を投げかけています。
生徒の良い所を引き出したい
こちらが一方的にしゃべる面談というのは、生徒や保護者にとっては苦痛ではないかと思います。
僕の独演会でも講演会でもないわけですからね。
ましてや面談の大半が、講習会のPRだったりすると興ざめです。
面談の最大の目的は、その生徒の良い一面を掘り出し、保護者の方に伝えること。
このミッションがクリアできた面談は大成功と思っています。
「うちの子ってあんなにしゃべるんですね?」
「あんなこと考えているなんて初めて知りました」
こういう感想が、後日保護者の方から返ってくると、僕は内心ガッツポーズです。
生徒を伸ばすために情報を共有しましょう
ネガティブな一面に目が行きがちな親御さんの視点をひっくり返す可能性を導き出す。
これも僕の使命だと思っていて、現場で見ている指導者だからこそ分かる一面を、保護者の方に伝えたいと思って生徒を観察し続けています。
うちの教室では、どんなに勉強が苦手でも、家で勉強しなくても、自分の力では何もしない子でも、そういう子どもたちにできることをとことん探し出し、伝える努力をしています。
その結果、思いもよらない変化を遂げ、世界が変わった生徒たちもたくさんいます。
ネガティブだった親御さんが、前向きに希望をもってお子さんと接するようになった事例もあります。
学力を伸ばすのに日々がんばるのは、生徒たちだけではありません。
周囲の大人も一緒に戦っていくべきです。
そのために必要なのは、お互いの情報の共有ではないでしょうか。
だからこそ、面談で黙って僕らの話を聞いてるだけなのは、損をしているのですよ。